2020年4月20日月曜日

Nutanix Filesの紹介

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※追記※
Files関連の記事を徐々に追加しているので良ければ、以下からご覧ください
Nutanix Filesの構築手順①(Filesの作成)
Nutanix Filesの構築手順②(共有フォルダの作成)
Nutanix Filesの構築手順③(アクセス権とクォータの設定)
Nutanix Files(共有フォルダの種類と負荷分散)
Nutanix Filesのバックアップと復元(Self Service Restore)
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今回はNutanix Filesと呼ばれるファイルサービス(ファイルサーバー)機能をご紹介します。
以前はAcropolis Files System(AFS)と呼ばれていた機能が名称変更されたものになります。
プロトコルはSMB(Ver1は未対応)、NFSが利用可能です。


FilesはNutanixの各ノードで展開されるFSVMと呼ばれるNASヘッドの役割を持つ仮想アプライアンスで、クライアントからの負荷分散と冗長構成による高可用性を備えたファイルサーバーを提供します。
このFSVMは3台から最大16台で構成され、各ノードで1台まで構成可能です。
そのため、Nutanixクラスター内のノード数よりも多くのFSVMを構築することはできません。

Nutanixのノードがダウンした場合や、FSVMに障害が発生した場合はファイルサービス機能を他のFSVMが引き継ぎ、継続してファイルサーバーの利用が可能です。

さらにNutanix従来の特徴も引き継いでおり、スモールスタートからのスケールアウトも細かく柔軟に実施が可能です。
FSVMがまだ存在しないノードや新規ノードに新たなFSVMを増やすことや、FSVMのCPUやメモリリソースを増やすなど柔軟に行うことが出来ます。

Nutanix Filesはこのように拡張性、可用性、パフォーマンスに優れ、他のファイルサーバーと比較しても優位性のある機能になります。
外部またはNutanix内にWindowsファイルサーバーを構築しファイルサーバーを提供することも出来ますが、このような高機能を実現するには構築、運用ともに手間が掛かってしまいます。
Nutanix Filesであればこのような機能を利用出来るだけでなく、Nutanixで統合した管理と運用が行うことが出来る点も大きなメリットだと思います。

このNutanix FilesはPrismから簡単かつ短時間で導入することが出来ます。
次回はこのNutanix Filesの導入方法についてご説明させて頂きます。


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※追記※
Files関連の記事を徐々に追加しているので良ければ、以下からご覧ください
Nutanix Filesの構築手順①(Filesの作成)
Nutanix Filesの構築手順②(共有フォルダの作成)
Nutanix Filesの構築手順③(アクセス権とクォータの設定)
Nutanix Files(共有フォルダの種類と負荷分散)
Nutanix Filesのバックアップと復元(Self Service Restore)
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