2020年12月21日月曜日

Nutanix Filesの削除手順

Nutanix Filesを削除する手順を紹介します。
Filesは1TBまで無償で使えるため、制限内であればライセンス違反などで警告されることなく利用することができます。
そのため、お試しで導入するときやE/Uの元への納品前にFilesの動きを試そうとされる方が稀にいましたので、試し終わった際に削除するシチュエーションがありました。

そういった場合に削除する方法と削除される際の動作について説明します。

Nutanix Files削除の流れ

Filesを削除する手順は非常に簡単です。
手順としては、

 1.DNSレコードの削除
 2.ドメインコントローラー上のコンピュータアカウント削除
 3.Filesの削除

このような処理が必要になります。
ただし、これらの処理はPrismからの操作で完結することが可能です。

DNSレコードの削除

今回は「Files」という名前のNutanix Filesを削除する流れで説明します。
Filesは初回作成時、自動的にDNSレコードとドメインのコンピュータアカウントを作成されます。


Filesを削除する際に、これらの情報を残さないようにします。

削除対象のFilesを選択後、右下の「Delete」をクリックし、表示されたポップアップから「OPEN DNS Settings」を選択します。

さらに表示されたポップアップにて「Automatic」にチェックした状態のまま、下部のプルダウンメニューから「Delete entries」を選択し、「Submit」をクリックします。

さらにポップアップが表示されるので、「Delete Entries」をクリックします。

さらに続けてポップアップが表示されます。
Filesが登録されているDNSの管理者情報を入力し、「Submit」をクリックすることでFilesのDNSレコードが削除されます。

1分ほどで、DNSを確認するとFilesのレコードが削除されます。
以上でDNSレコードの削除は完了です。

ドメイン上のコンピューターアカウントを削除

次にドメイン上のコンピューターアカウントを削除します。
先ほどと同じように、Filesを選択して右下の「Delete」を同じポップアップ上の「Leave Domain」をクリックします。

「Leave Domain」→「Leave Domain」と進みます。

ドメインの管理者情報を入力し「Update」を選択します。
コンピューターアカウントの削除が開始されます。

1分ほどで削除が完了します。

Filesの削除

最後にFilesの削除を行います。
ここでも先ほどと同様に、削除対象のFilesを選択して、右下の「Delete」を選択することで、「Delete File Server」と表示されたポップアップが表示されます。
「Delete Specific related entries」にチェックを付け、「Delete」を選択します。


最後にまたポップアップが表示されるので、「Delete」をクリックすることで削除が開始されます。

Prismの一覧からFilesが表記が消えたら、削除完了です。

まとめ

Filesを削除するためには作成時に自動的に登録される情報を削除する必要があります。
これらの削除はPrismからの操作で完結するため、簡単に削除することができます。
また、最後のポップアップにて「Retain all the related entities」を選択することで、Protection Domainに登録されたバックアップの設定は残りますので、復元することが可能です。

一般的にFilesはNutanixを使い続ける限りは移行する必要がないので、あまり削除するシチュエーションは無いと思いますが、必要であればここで紹介した手順を参考にして頂けると幸いです。

2020年12月20日日曜日

自宅用Nutanix CEの筐体について考える

Nutanixの体験版とも言える、Nutanix Community Edition(CE)を自宅で構築するまでを記事を複数回に分けて投稿しようと思います。

一年ほど前に当時の最新バージョンでCEをESXi上に構築しましたが、今回はタイトルにもあるように、物理ハードウェアに導入する方向で進めようと思います。

なお、今回は現時点で最新バージョンである5.18のCEを構築します。

どのような筐体にするのか

まず、どのようなハードを用意するのか?というところですが、

 1.ラック型サーバー
 2.タワー型サーバー
 3.ベアボーン(NUC,小型PC)

と3つの選択肢があると思います。
結論から申し上げると、今回は3の小型PC(ベアボーン,NUC)を採用しました。

今回はタイトルにもあるように自宅用ということで、我が家の狭いアパートで動かすことを考えるとラック型サーバーという選択肢は、この段階で候補から外れます。

残りはタワー型サーバーか小型PCという選択になりますが、NUCを用いたCEを構築していた海外のブログがあったので、そちらを真似て見ようと思った次第です。
もしかすると拡張する必要があった場合、NUCであればポンポンと設置するだけなのでスペースも節約出来るということで・・・


CEのシステム要件について

ベアボーンで作るという方針に固めましたが、どのような機器でもNutanix CEをインストールできるわけではなく、ハードウェアの要件を満たしている必要があります。

※メーカーサイトURL

いくつか条件があり、個人的に以下がポイントとなってくると思っています。

CPU:最小4コア
メモリ:最小16GB
NIC:Intel製
ストレージ(HotTier):200GB以上のSSD
ストレージ(ColdTier):500GB以上(HDD可)
ストレージ(ブート領域):外付けのUSBメモリなどでも可

メモリが最小16GBと記載がありますが、ハイパーバイザーにAHVを使用する場合はメモリオーバーコミットが利用できず、CVMである程度必要になるため、個人的には最もモリモリにしておいたほうが良いと思います。

NICについては工夫することでBroadcomでも動作するという報告もあるようです。

各ストレージについては、HotTier用のディスクについては200GB以上のSSDが必須であるところに注意さえすれば、特に問題ないと思います。

購入した機器

実はすでに、各種機器を購入しています。
しかも10月頃に・・・


全部Amazonで購入したのでリンク貼っておきます。

・ベアボーン
Shuttle DH310V2

・CPU
INTEL Core i5 9400

・メモリ
Team ノートPC用 SO-DIMM DDR4 2666MHz PC4-21300 32GBx2枚組

・ストレージ(HotTier用)
Western Digital SSD 1TB WD Blue SN550 PC M.2-2280 NVMe WDS100T2B0C-EC

・ストレージ(ColdTier用)
Western Digital SSD 1TB WD Blue PC PS4 2.5インチ 内蔵SSD WDS100T2B0A-EC

・ストレージ(ブート領域用)
USBメモリ 32GB USB 3.1 超小型 SanDisk Ultra Fit SDCZ430-032G-J57

価格は合計で約9万円ほどになりました。(セール時に購入していますm(_ _)m)

色々あるベアボーンの中からこれを選択した理由は、NICが2Port搭載されていることと、口コミレベルではファンは搭載されているもののとても静かであるということ、Amazonの製品ページではメモリが32GBと記載ありますが、メーカーサイトから確認すると64GBまで認識する、この3点が決め手になりました。

なお、ストレージについてはSSDを2本(一つはNVMe)購入していますが、ベアボーンに搭載できるディスクが2.5インチスロットが1つ、M.2 2242/2260/2280 Type Mスロットが1つしかなかったことと、2.5インチのHDDが割と高価であったことから、こちらを選びました。

最後に

今回はベアボーンを使用する前提で色々と調べましたが、Nutanix CEを動かすための筐体としては色々なとブログで情報が発信されています。

ネスト環境として構築するもよし、ラック型サーバーでもよし、タワー型サーバーでも問題ありません。
特に途中でもちらっとお伝えしたように、AHVではメモリが潤沢にあったほうができることが広がります。
メモリ単価が安く大量に搭載できる中古のラック型サーバーという選択が、設置スペースと騒音を許容できるのであれば一番コスパが良いのではと思いました。

もし自宅で検証環境を作る場合は、私のブログだけでなく色々な方の情報を踏まえて、吟味するのが良いかと思います。

次回はインストール編ですが、インストール中の画面が写真では見にくかったので、激安キャプチャーボードを同じくAmazonで購入、配送待ちのため間に違うネタを入れると思いますm(_ _)m

2020年12月14日月曜日

Nutanix Technology Champion 2021に選ばれました

技術的な内容ではなく、ご報告。

Nutanix Technology Champion 2021(NTC)に選ばれました。
今回のNTCはグローバルで約150名、日本人で5名(うち1名は海外在住?)だったようです。




NTC取得を一つの目標に頑張ってはいましたが、活動内容や実績、知識量から考えても、取得は難しいと思っていましたが、何とかNTCを取得することが出来ました。
もちろん私の力だけではなく、お仕事で関わらせていただいている方や、普段からこのブログを御覧頂いている方を含め、様々な方たちからご助力を頂いたおかげだと思っています。

今後もNutanixをメインに様々な情報を発信できるようにがんばります。

なお、今回は晴れてNTCを取得することができましたが、面識のある他のNTCの皆さまと比較して大きく力不足である自覚はありますので、引き続き精進させていただきます。

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m